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私、いくつか食品アレルギーを持ってるんですよ。
例えば林檎とか梨、桃といったバラ科系の果物。これは花粉症と関係があるということになってますよね。口腔アレルギーなんちゃらとか言いましたっけ。
発症したのは6~7年前くらいでしたかね。
まあ、食べたとしてもしばらくの間喉周辺が軽いかゆうま状態になるだけなので、命に関わるレベルでは無いと思うのですけど。
万一ってこともあるので食べるのは控えております。

でも、でもですよ。
たまに食べたくなっちゃうんですよね、どうしても…。

そこで思ったのは、何らかの食品に入ってるリンゴとかリンゴ果汁のこと。
さすがにリンゴジュースとかはダメなんですが、ソースとかそういうものの材料として入ってるのは全然問題なかったりします。
さて、その判定基準はというと、おそらくは加熱の有無あるいは程度ではないかと。
原材料が原型を留めないレベルまでにする必要は無いと思うのですけど。

早速調べてみたところ、「林檎や梨のアレルゲンは加熱で不活性化する」との記述が多数。
(あれ、もしかして常識でした?)
一方で桃は、逆に活性化するからNGと書いてあるページもあったり。
ならば試してみようではないか。林檎で。

というわけで、人体実験してみました。
※何かまずいことが起きても責任取れないので良い子は真似しないで下さい

【実験テーマ】
軽度の口腔アレルギー症候群持ちでも本当に加熱したらリンゴを食べても大丈夫なのか

【実験内容】
リンゴを十分に加熱し(今回はコンポートを作ってみました)、被検体に摂取させ反応を見る

【被検体】
自分

【レポート】
まず、リンゴのコンポートを作る。
リンゴを16個にスライスしたものを用意。
(皮をむいたのを素手で触るとヤバいかもしれないのでカットは人に頼みました…)
鍋に入れて、砂糖小さじ2程度、水50cc程度を投入。レモン1/4カットを絞って蓋を閉める。
火にかけて、沸騰したら弱火にして30分程度煮ます。
リンゴが柔らかくなって完全に火が通ったなって感じになれば完成。

これでは料理ブログのようではないか…。
完成品をまず母に試食してもらったところ、まあ美味しいよ、とのこと。
ただ少し柔らかくなりすぎたかもしれない。ジャムの三歩手前くらいになってしまった。
(ちょっと水多かったかも)

では、ついに食べてみます。
まずは小さな一切れから食べ、5分ほど待ってなんともなかったので、次は2~3切れ。
その後20分程度経っても症状は現れなかったので、最後に残っていた6切れ程度を一気食い。
結果…特になんともありませんでした。

というわけで、今回の実験結果
「軽度の口腔アレルギー症候群持ちでも過熱すればリンゴを食べても大丈夫」
をここに報告しておきます。
ただし、実験前は長いことリンゴを食べていなかったので、今後反応が出る可能性もゼロではないと思われます。要継続実験。
また、アレルギーの程度が重たい場合もアウトになるケースが十分考えられますので、この実験を見たから大丈夫私もいける! と安直に考えるのはお控え下さい…あくまで参考ということで。

今度は梨でやってみよう。
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無題
最近アレルギーのことを調べるようになったので少しだけ情報を。(まあ、既にご存知かもしれませんが。)

アレルギーは受容体の形状に当てはまることで発症(発症っていうのかな?)するようです。そこで、過熱することでそのアレルギーの形状が変化して受容体に影響を与えなくなるそうです。
まあ、でも変形と入っても元の形はあるので結局アレルギー反応を起こす場合の方が多いそうですが。

今度は人間側。これはおそらく既知のことですが、環境によって大きく受容体が変異します。
従って、加齢、環境、ストレス具合等によって、徐々に或いは大きく変異します。

最後に最近見かけた面白い話。
遅発性食物アレルギーなるものが存在するそうです。
食べると直接的なアレルギー反応は出ないものの、時間経過によってうつ症状・不眠症・頭痛・めまい・吐き気などが起こるそうです。ちなみにこれは食べた直後にならない事のほうが多いとの事です。参考までに。
名無しさん 2014/10/18(Sat)16:43:50 編集
無題
加熱によって変化したアレルギー物質の分子構造や何やらまではあまり考えていませんでしたね…。
ちょっとした異性体くらいなら、似たような働きをするものも多いですし。
ただ、加熱するともっと大きな化学変化が起こりそうな気もしますが。
加熱後に冷ました場合なんかは少し気になりますね。

それに遅発性アレルギーですか、こちらも盲点でしたね。
これに関しては要検証です…全く無視していた部分なので、近々また実験を行ってみようと思います。

興味深い情報、ありがとうございます。
芹屋 2014/10/24(Fri)02:11:46 編集
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