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事の発端はこんなでした。
昨日Skypeを起動したら、なんかやたらHDDにアクセスするものだから、タスクマネージャとかリソースモニターで確認してみると、SkypeがCPUを25%も使用していて、CPUの動作周波数も100%に張り付いているのを発見。

…え、SkypeってこんなにCPU使うっけ?
そんな疑いを持ったので、軽くGoogle先生に聞いて調べてみましたら。

Chromeを標準ブラウザにした状態でSkypeを起動するとCPU利用率が100%になる
Getting extremely high CPU usage?

どうやら「.htm/.htmlの既定のプログラムがChromeになっている場合にSkypeのCPU使用率が跳ね上がる」ということだそうで。
いつからこんなことになっていたのかは分かりませんが、これはちょっとまずいかなぁと思って自分でも確証を取るために簡単に調べてみました。
(心当たりとしては、HWMonitorのシステム全体の消費電力が通常32Wで、色々起動してるときは72Wに張り付いてたのが思い当たりますが…そう考えると結構前からということに)

検証を行ったのはWin7 Pro + AMD Phenom II x4 905eのマシンです。
Skypeのバージョンは6.11.0.102。

まず最初に、「コントロールパネル→既定のプログラム→ファイルの種類またはプロトコルのプログラムの関連付け」で、.htm/.htmlの既定のプログラムがChromeになっていることを確認。
Skype起動前のこの状態でのリソースモニターによる全体のCPU使用率は1%程度、CPU最大周波数も40%程度。
で、Skypeを起動してログインすると…。

CPU使用率はSkypeだけで25%、最大周波数は常時100%に。
これはChromeを開いていてもいなくても同じでした。つまり、厳密にはタイトルとは違ってこの2つを同時に起動していなくても起こるってことですね。

次に、.htm/.htmlの既定のプログラムをIEに変えてみます。
その状態でSkypeを起動し直すと、CPUは非起動時とほぼ変わらない状態を保っています。
試しに既定をOpera(最新のChromiunエンジン版)とFirefoxにもしてみましたが、挙動はIEの時と全く同じです。
そこでChromeに戻してみると…やっぱりダメでした。

でも、Skypeは代わりが利かないし、ブラウザを乗り換えるのも嫌だし…。
そこで試しに、「.htmのみ」をIEに関連付けて、.htmlはChromeのままでSkypeを起動してみました。
するとあら不思議、SkypeのCPUバカ喰いも周波数100%張り付きも収まったじゃないですか。
というわけで、「.htmの既定のプログラムがChromeになっている場合にSkypeのCPU使用率が跳ね上がる」可能性がかなり高いと思われます。
とりあえず現状はこうしておけば問題なく使えるみたいです。

ちなみに、.htm/.htmlの既定がIEとかOperaとかの時は、Skypeを終了するとプロセスも速やかに終了するのですが、
Chromeの時だけは、なんとプロセスだけが裏で延々とCPUを25%(うちの場合)喰い続け、動作周波数も100%に張り付かせ続けるという現象も確認してしまいました。
一体なんなのこれ…。
(画像:Skypeを終了してもCPUを食い続ける図)


もしよろしければ、似たような現象の話などいただけると嬉しいです。


【以下、2014/1/15追記】
あれから1ヶ月程の間に同様の検証がちらほら上がってきたので、ちょっと追記しておきましょう。
あとついでに最初に書いた分も変なところとかを読みやすいように修正しておきました。画像も入れてみたり。

こちらの方によると、暴走中SkypeのCPU使用率はCPUのスレッド数に依存し、全体のうち1スレッド分を占有するようです。
ただし1スレッドを丸ごと食うわけではなく、私のところ(4コア)だと4つのコアを満遍なく食って合計25%(100/4)、という状態になってます。
(画像:Skype暴走中のCPU使用状況)


「.htmと.htmlの両方の関連付けからChromeを外すと解決」という記述もちらほら見られますが、これもちょっと不十分だった部分を追加検証してみました。
.htmと.htmlの既定のプログラムを4通りの組み合わせにしてSkypeを起動したときのそれぞれCPU使用率です。

1. 両方Chrome

2. .htmがIE、.htmlがChrome

3. .htmがChrome、.htmlがIE

4. 両方IE


こんな感じでした。
うーん、これはもう「.htmの既定のプログラムがChromeだとSkypeが暴走する」って結論付けていいんじゃないでしょうかねぇ。
環境で条件が変わるという可能性も消えたわけではありませんが。

ところで、Windows8 + Intel Core Duo U2400のLet's note CF-W5でも検証してみました。
Skypeは同じくデスクトップ版6.11.0.102を使用。

まず、.htm/.htmlともにChromeが既定のプログラムの状態だと、
SkypeのCPU使用率は0~1%(平均0.19%)。
CPU最大周波数は70%台~高くても85%程度。100%に張り付くことはなし。
メモリを馬鹿食いしていたり、ひたすらHDDにアクセスし続けるような挙動も特に確認されず、終了後に裏でプロセスが残り続けるようなこともありませんでした。

次に、.htmのみをIEに変えた場合。
…全く変わらず。

というわけで、こちらの環境だと例の問題は発生しませんでした。
断定できたわけじゃありませんが、OS依存の可能性が少し上がった…かな?
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無題
私も全く同じ現象がおこりました。
常にSkypeのCPU使用率が25%でやけに重かったです。既定のブラウザをfirefoxに変更したらこの現象はなくなりましたが、Microsoftの陰謀ですかね。
嗚呼 2014/01/06(Mon)13:56:55 編集
無題
Chrome以外のブラウザではChromiumベースのOperaだろうが全く問題が出なかったので、これでは陰謀論が囁かれるのも仕方ない気もします…。
例えばWin7Pro上のみでの現象とかであれば、特定条件下において発生する問題として片付けられてしまうのかもしれませんが。
せり 2014/01/08(Wed)04:17:44 編集
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