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前回の記事でリストアップした、au IS17SHの4つの不具合。
そのうちの「内蔵時計のズレ」に関して、ちょっと役に立つかもしれないデータを取れたので、今回はその報告です。

結論から申しますと、どうも時計だけではなく、システム全体で何らかの問題が起きているのではないかと。
以下、データについて解説。

まずはこの画像をご覧下さい。
どうみても色々とおかしい。

検証に使用したアプリはBattery Mixです。
このときの状況は、午後6時に充電が終わり、その後に画面を点灯したのは翌朝5時くらい、その後放置して午後1時半過ぎに確認したらこうなっていた、という感じです。
(SSでは13:07になっていますが、このときまさに時計が遅れていました)
画面を見るまでは非常にゆるやかなバッテリー消費だったのが、5時の使用を境に急激な消耗に変わっています。
このタイミングで何らかのスイッチが入ったのは明らかでしょう。

そして注目するのは、急激ながらも一時的に消費が緩やかになっている部分と、CPU使用率(薄灰色の棒グラフ)の関係。
まずCPUは、アイドル時でもそこそこの使用率だったのが、5時以降は非常に低く抑えられています。0%の時も。
次いでバッテリーですが、消費が一時的に緩やかになっている状態から急激な消耗へと移る直前に、CPU使用率が0%になっているのがわかります。
そして、午後1時半過ぎにグラフを確認した時も時計が遅れている状態で、バッテリー消費は緩やか。
その後のモニタ点灯時は、5時のときと比べてもかなり速くバッテリーを消耗しています。

以上のことから、「何らかのスイッチが入り、CPU動作とバッテリー消費に影響が出ることで、内臓時計の遅れやバッテリーの異常消費を引き起こしている」との仮説を立てました。

さて、この仮説が果たして正しいのかを考えていかねばなりません。
キーとなるのは、「5時の使用時に行ったこと」でしょう。
実際にこのときは何をしたかというと、

・Twitterの確認(Twitter For Android使用)
・ニュースの確認(auニュースアプリ使用、ブラウジングはSleipnir)
・手動タスクキル(クイックタスクキラー使用)

この程度です。
この中に異常動作のスイッチが入っているとすると、まず真っ先に疑うべきはタスクキラーでしょうか。
タスクキラーが何か余計なものまで強制終了させてしまったがために動作がおかしくなる、なんてのは十分考えられます。
というわけで、ツイッター見てニュース見て、その後にタスクキルをしない、という状況での確認が必要ですね。
早速やってみますので、報告は次回に。

・おまけ
SS画像をもう一枚。
わけがわからないよ…。

これ、1枚目の後で時計の補正が起きた数分後なんですが、なんかもう…ね。
つけてもいないのにディスプレイが点灯しっぱなしだったことになってるし、バッテリーが一気に15%くらい減ってるし、バッテリーが一番減った後にいったん画面を閉じてそのあと再確認したら充電してないのにバッテリー残量がなぜか増えてるし。
こんなの絶対おかしいよ…。
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