わりといろんなことを書いてる適当なブログ
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PanasonicのLet'snote CF-W5にWindows8を入れてみたので、そのレポートです。
毎度のことながら自己責任での作業ということで、よろしくお願いします。
<注:追記を行いましたので、そちらもお読み下さい>
昨年秋にWindows7のDSP版を購入しました。
それ即ち、Windows8 Pro アップグレード版のダウンロードパッケージを期間限定の優待価格で購入できる、というわけです。
はじめは「Win8とかどうせ地雷だろうし7買ったばっかりだしやめとこう」と思っていたのですが、
・アップグレードは優待対象のプロダクトキー(この場合はさっきのWin7)以外からも可能
・キャンペーンが終わると価格が跳ね上がる
・1200円なら買って使わなくても損はないだろう
ということで、購入してみました。
手続きは全てWindows8 優待購入プログラムから行います。
ちなみにこの作業は、Windows7 Professional(64bit)で行いました。
必要事項を入力すると、メールで優待プロモーションコードが送られてきます。
そうしたら今度はWindows8 アップグレードアシスタンスをダウンロード、インストール。
手順はWindows 8 オンライン ダウンロード購入およびセットアップ フローに沿います。
再び色々と入力して、Windows8を購入。
追加料金を払ってディスクを送ってもらうことも出来たようですが、今回はダウンロードしてディスクを自分で作成します。
Windowsのダウンロードが終了したら、インストールを3つから選ぶ画面になるので、今回は「メディアを作ってインストール」を選択。
ディスクに焼くので、「ISOファイル」を選びます。
手順の通りにディスクイメージ書き込みツールを使い、インストールメディアを作成しました。
と、ここまでの作業でダウンロード出来たWindows8は、64bit版です。
どうやら、「手続きを行ったPCと同じbitのWindows8がダウンロードされる」という仕様のようで、64bit版を使う場合はこれで構いません。
ですが、今回使うのは32bit版です。
というのも、またしてもCF-W5のバージョン違いの話になりますが。
以前は発売時期による初期OSの話でしたが、今回はCPUの違いですね(そのときもちょっと触れたのですけど)
CF-W5K: Core Solo U1300 (1core, 1.06GHz)
CF-W5L: Core Solo U1400 (1core, 1.2GHz)
CF-W5M: Core Duo U2400 (2core, 1.06GHz)
CF-W5A: Core 2 Duo U7500 (2core, 1.06GHz)
IntelのCPUはCore2Duoからx64対応になっているので、CF-W5Aであれば64bitをインストール可能です(メモリ容量の問題は別として)
今回はCF-W5Mを使うため、32bit版を用意しなければなりません。
というわけで、CF-W5で再びアップグレードアシスタンスを入れて再度ダウンロード。
(参考: Windows8 ダウンロード DVD 64ビット 32ビット 両方手に入れる方法 / トレンドサーチ)
32bit版も同様にISOファイルをDVDに焼き、ようやく準備が整いました。長い前置きでした…
CF-W5へのWindows8インストール自体は、DVDドライブにディスクを入れて実行すればあとはほとんど勝手にやってくれます。
設定の引継ぎに関しては、「何も引き継がない」にしました。
1時間くらいでしょうか。何事も無くアップグレードは成功。
最初に何だかアカウントが云々って話をされますが、とりあえずローカルアカウントを作っておきました。
さて。いよいよ使う準備が整ったわけですが、
まずMetro、じゃなくてModern UIがよくわからない!
マイコンピュータを開くまで3分、Alt+F4以外の方法でシャットダウンするまで10分かかりました…
やはり今までのインターフェイスに慣れていると、この斬新なUIは使うのが大変です。
そこでデスクトップに今までのようなスタートメニューを設置するソフトを入れてみました。
Classic Shell
検索すると日本語版もあるらしい。
これを入れると以前と同じような操作が出来るようになりました。
肝心の操作感はといいますと、
動作自体は約7年前のPCにしては非常に軽快です。
Vistaの時のように延々とHDDにアクセスしたり、詰まったような感じにもなりませんし。
起動とシャットダウンも、どちらも30秒ちょっとで完了します。
ちなみにエクスペリエンスインデックスはグラフィックが2.2から2.0に下がりました。
ドライバ類に関しては流石ですね。
ほとんどのものを勝手に認識して自動的にインストールしてくれているようです。
7用のチップセットドライバを無理矢理入れようとしたら、「より新しいバージョンのドライバが入っていますが」みたいな事を言われました。
なので、手動で入れる必要があるのはホットキー、ホイールパッド、ECOモードあたりの独自機能だけで大丈夫みたいです。
最後に、Windows.oldフォルダを削除してHDD容量を確保。
これで一応のアップグレードは完了です。
先程も書きましたが、Vistaと比べると動作はとても軽快になりました。
ただし、やはりタッチスクリーンで使ってなんぼのOS、という印象もあります。
特にModern UIはマウスではかなり使いにくいです。
でも5~7年くらい前のVistaマシンに入れて延命させるにはちょうどいいのではないでしょうか。
普通にデスクトップ中心に使うのであれば、Modern UIまわりもあまり気になりませんし。
あと気になるのは、今回はデュアルコア機でしたが、CF-W5K/Lのシングルコア機だとどうなるか、とかですね。
シングルだとパフォーマンスが落ちて使い物にならない、とかも有り得ますし。
そこまでは確かめられないので…これにて報告終了とさせていただきます。
<2014/02/11追記>
なんだかCF-W5にWin8を入れたい目的で検索されて来る方が結構多いので、ちょっと追記しておきますね。
まず、動作は軽快と書きましたが、それは飽くまでも「基本的なOSの動作」という意味です。
Vista搭載時は起動やシャットダウン、ソフトの立ち上げ等のもたつきもかなり目立っていましたが、8ではそれらがかなり改善された、というわけで。
ハードが変わっていないわけですから、そのあたりはOS関係なくもはや力不足という感じです。
Officeくらいなら問題なく動くのですが、最近よくあるFlashだとかのいわゆるリッチコンテンツを多用したWebページなんかはきついものがあります。
ブラウザゲー、例えば艦これだと、ゲーム読み込みからまず遅くて、画面移動や立ち絵のロードももっさり。最悪なのは雷撃。魚雷発射から着弾まで5秒以上かかります。
ニコ生を十数分以上続けて再生したりするとすぐ熱暴走からのブラックアウト、なんてことにも。
なので私としては、軽く文書を作るだけとか、オーディオインターフェイスをくっつけて音楽再生用にするとか、その程度の使い方ならいいんじゃないかなーと思ってます。
どうしてもこのレッツに愛着があるんだ…けどもうこのスペックじゃついていけないから、ゆっくり余生を送らせてあげよう、って感じで。
メインPCとしてバリバリ使うのはおすすめしません、ってか無理です。
それならその辺で売ってるIvybridgeのCeleron積んだ安ノートのほうがまだマシじゃないでしょうか。
あ、あとCore2Duo積んでるCF-W5Aでも64bit版入れるのはやめたほうがいいと思います。CPUに加えてメモリ不足でろくに動かなさそうなので。
こんな具合ですので、それでもWin8(あるいはWin8.1)を入れて延命させるかどうかはご自身で判断してください。
私は単に8のライセンスが余ってて、Vistaより部分的にマシになったから入れてるだけですから…。
わざわざ今から8.1を買ってきて入れるくらいなら、Ubuntuとか入れてみたほうがいいかもしれませんね。
毎度のことながら自己責任での作業ということで、よろしくお願いします。
<注:追記を行いましたので、そちらもお読み下さい>
昨年秋にWindows7のDSP版を購入しました。
それ即ち、Windows8 Pro アップグレード版のダウンロードパッケージを期間限定の優待価格で購入できる、というわけです。
はじめは「Win8とかどうせ地雷だろうし7買ったばっかりだしやめとこう」と思っていたのですが、
・アップグレードは優待対象のプロダクトキー(この場合はさっきのWin7)以外からも可能
・キャンペーンが終わると価格が跳ね上がる
・1200円なら買って使わなくても損はないだろう
ということで、購入してみました。
手続きは全てWindows8 優待購入プログラムから行います。
ちなみにこの作業は、Windows7 Professional(64bit)で行いました。
必要事項を入力すると、メールで優待プロモーションコードが送られてきます。
そうしたら今度はWindows8 アップグレードアシスタンスをダウンロード、インストール。
手順はWindows 8 オンライン ダウンロード購入およびセットアップ フローに沿います。
再び色々と入力して、Windows8を購入。
追加料金を払ってディスクを送ってもらうことも出来たようですが、今回はダウンロードしてディスクを自分で作成します。
Windowsのダウンロードが終了したら、インストールを3つから選ぶ画面になるので、今回は「メディアを作ってインストール」を選択。
ディスクに焼くので、「ISOファイル」を選びます。
手順の通りにディスクイメージ書き込みツールを使い、インストールメディアを作成しました。
と、ここまでの作業でダウンロード出来たWindows8は、64bit版です。
どうやら、「手続きを行ったPCと同じbitのWindows8がダウンロードされる」という仕様のようで、64bit版を使う場合はこれで構いません。
ですが、今回使うのは32bit版です。
というのも、またしてもCF-W5のバージョン違いの話になりますが。
以前は発売時期による初期OSの話でしたが、今回はCPUの違いですね(そのときもちょっと触れたのですけど)
CF-W5K: Core Solo U1300 (1core, 1.06GHz)
CF-W5L: Core Solo U1400 (1core, 1.2GHz)
CF-W5M: Core Duo U2400 (2core, 1.06GHz)
CF-W5A: Core 2 Duo U7500 (2core, 1.06GHz)
IntelのCPUはCore2Duoからx64対応になっているので、CF-W5Aであれば64bitをインストール可能です(メモリ容量の問題は別として)
今回はCF-W5Mを使うため、32bit版を用意しなければなりません。
というわけで、CF-W5で再びアップグレードアシスタンスを入れて再度ダウンロード。
(参考: Windows8 ダウンロード DVD 64ビット 32ビット 両方手に入れる方法 / トレンドサーチ)
32bit版も同様にISOファイルをDVDに焼き、ようやく準備が整いました。長い前置きでした…
CF-W5へのWindows8インストール自体は、DVDドライブにディスクを入れて実行すればあとはほとんど勝手にやってくれます。
設定の引継ぎに関しては、「何も引き継がない」にしました。
1時間くらいでしょうか。何事も無くアップグレードは成功。
最初に何だかアカウントが云々って話をされますが、とりあえずローカルアカウントを作っておきました。
さて。いよいよ使う準備が整ったわけですが、
まずMetro、じゃなくてModern UIがよくわからない!
マイコンピュータを開くまで3分、Alt+F4以外の方法でシャットダウンするまで10分かかりました…
やはり今までのインターフェイスに慣れていると、この斬新なUIは使うのが大変です。
そこでデスクトップに今までのようなスタートメニューを設置するソフトを入れてみました。
Classic Shell
検索すると日本語版もあるらしい。
これを入れると以前と同じような操作が出来るようになりました。
肝心の操作感はといいますと、
動作自体は約7年前のPCにしては非常に軽快です。
Vistaの時のように延々とHDDにアクセスしたり、詰まったような感じにもなりませんし。
起動とシャットダウンも、どちらも30秒ちょっとで完了します。
ちなみにエクスペリエンスインデックスはグラフィックが2.2から2.0に下がりました。
ドライバ類に関しては流石ですね。
ほとんどのものを勝手に認識して自動的にインストールしてくれているようです。
7用のチップセットドライバを無理矢理入れようとしたら、「より新しいバージョンのドライバが入っていますが」みたいな事を言われました。
なので、手動で入れる必要があるのはホットキー、ホイールパッド、ECOモードあたりの独自機能だけで大丈夫みたいです。
最後に、Windows.oldフォルダを削除してHDD容量を確保。
これで一応のアップグレードは完了です。
先程も書きましたが、Vistaと比べると動作はとても軽快になりました。
ただし、やはりタッチスクリーンで使ってなんぼのOS、という印象もあります。
特にModern UIはマウスではかなり使いにくいです。
でも5~7年くらい前のVistaマシンに入れて延命させるにはちょうどいいのではないでしょうか。
普通にデスクトップ中心に使うのであれば、Modern UIまわりもあまり気になりませんし。
あと気になるのは、今回はデュアルコア機でしたが、CF-W5K/Lのシングルコア機だとどうなるか、とかですね。
シングルだとパフォーマンスが落ちて使い物にならない、とかも有り得ますし。
そこまでは確かめられないので…これにて報告終了とさせていただきます。
<2014/02/11追記>
なんだかCF-W5にWin8を入れたい目的で検索されて来る方が結構多いので、ちょっと追記しておきますね。
まず、動作は軽快と書きましたが、それは飽くまでも「基本的なOSの動作」という意味です。
Vista搭載時は起動やシャットダウン、ソフトの立ち上げ等のもたつきもかなり目立っていましたが、8ではそれらがかなり改善された、というわけで。
ハードが変わっていないわけですから、そのあたりはOS関係なくもはや力不足という感じです。
Officeくらいなら問題なく動くのですが、最近よくあるFlashだとかのいわゆるリッチコンテンツを多用したWebページなんかはきついものがあります。
ブラウザゲー、例えば艦これだと、ゲーム読み込みからまず遅くて、画面移動や立ち絵のロードももっさり。最悪なのは雷撃。魚雷発射から着弾まで5秒以上かかります。
ニコ生を十数分以上続けて再生したりするとすぐ熱暴走からのブラックアウト、なんてことにも。
なので私としては、軽く文書を作るだけとか、オーディオインターフェイスをくっつけて音楽再生用にするとか、その程度の使い方ならいいんじゃないかなーと思ってます。
どうしてもこのレッツに愛着があるんだ…けどもうこのスペックじゃついていけないから、ゆっくり余生を送らせてあげよう、って感じで。
メインPCとしてバリバリ使うのはおすすめしません、ってか無理です。
それならその辺で売ってるIvybridgeのCeleron積んだ安ノートのほうがまだマシじゃないでしょうか。
あ、あとCore2Duo積んでるCF-W5Aでも64bit版入れるのはやめたほうがいいと思います。CPUに加えてメモリ不足でろくに動かなさそうなので。
こんな具合ですので、それでもWin8(あるいはWin8.1)を入れて延命させるかどうかはご自身で判断してください。
私は単に8のライセンスが余ってて、Vistaより部分的にマシになったから入れてるだけですから…。
わざわざ今から8.1を買ってきて入れるくらいなら、Ubuntuとか入れてみたほうがいいかもしれませんね。
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